エコラの森

エコラの森は宮城県大崎市鳴子温泉に広がる260haに及ぶ広大な森です。

 

この森は人間の手によって荒らされてきました。

バブル期にリゾート開発業者が取得したものの、バブルの崩壊とともに開発の計画は無くなり、債権者らによる乱伐が始まりました。植林されることもないまま保安林すら放置され、豊かな森は10数年の間に荒れ果てた荒地となりました。

 

さらにその後、産業廃棄物業者が土地の取得に動き出しました。

今まで豊かな水と綺麗な空気を生み出してくれてきた山が産業廃棄物処理に使われてしまう。さらに下流の温泉街にも影響が出るかもしれない。

見るに見かねた地元の製材所の栗駒木材がその山を買い取りました。製材所にしてみれば価値の無い山であるにも関わらず…。

 

  そして栗駒木材やボランティアたちが、この荒れ果てた山の手入れを始めました。 荒れ地となっていた山にも毎年木が植わり少しずつ再生し始めました。星正晴さんの絵本に登場する地球にやさしい怪獣エコラの名前をお借りして、エコラの森と呼ばれるようになりました。

 

エコラ東北では、このエコラの森で植林活動や間伐体験、環境教育活動などの市民参加型の森づくりに取り組んでいます。